【Python】Datetimeモジュールの使い方
Pythonには日付や時間を扱うためのモジュールとしてdatetimeがあります。このモジュールを使うことで、日付や時間を簡単に取得したり、計算したりすることができます。この記事ではdatetimeモジュールの使い方について説明します。
datetimeのインポート
datetimeモジュールを使うには、まずはじめに以下のようにインポートします。
import datetime
日付の取得
datetimeモジュールを使って、現在の日付を取得するには、以下のようにします。
today = datetime.datetime.today() print(today)
出力結果は以下のようになります。
2021-10-28 15:30:00.123456
年、月、日、時、分、秒、マイクロ秒の情報を含むdatetimeオブジェクトが取得できました。
また、日付を指定してdatetimeオブジェクトを作成することもできます。
date = datetime.datetime(2021, 10, 28) print(date)
出力結果は以下のようになります。
2021-10-28 00:00:00
時間の取得
現在の時刻を取得するには、以下のようにします。
now = datetime.datetime.now() print(now)
出力結果は以下のようになります。
2021-10-28 15:30:00.123456
時間を指定してdatetimeオブジェクトを作成することもできます。
time = datetime.time(15, 30, 0) print(time)
出力結果は以下のようになります。
15:30:00
日付・時間の計算
datetimeオブジェクトを使って、日付や時間の計算をすることもできます。
例えば、現在の日付から1週間後の日付を求めるには、以下のようにします。
today = datetime.datetime.today() next_week = today + datetime.timedelta(days=7) print(next_week)
出力結果は以下のようになります。
2021-11-04 15:30:00.123456
また、日付同士の差分を求めることもできます。
date1 = datetime.datetime(2021, 10, 28) date2 = datetime.datetime(2021, 10, 30) diff = date2 - date1 print(diff.days)
出力結果は以下のようになります。
2
日付・時間のフォーマット
datetimeオブジェクトを文字列に変換するときには、strftimeメソッドを使います。
now = datetime.datetime.now() print(now.strftime('%Y/%m/%d %H:%M:%S'))
出力結果は以下のようになります。
2021/10/28 15:30:00
%Y
, %m
, %d
, %H
, %M
, %S
はそれぞれ、年、月、日、時、分、秒を表します。フォーマットの詳細については、Python公式ドキュメントを参照してください。
以上がdatetimeモジュールの基本的な使い方です。日付や時間を扱う際には、必ずこのモジュールを使って処理を行うようにしましょう。