二次方程式とは

二次方程式とは、「ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0」という形式の方程式のことであり、a,b,ca, b, c はそれぞれ定数であり、xx は未知数となる。

一般解の求め方

判別式の計算

二次方程式 ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0 の判別式 DD は、b24acb^2-4ac である。判別式が D>0D>0 のとき、D=0D=0 のとき、D<0D<0 のときで場合分けが必要となる。

答えの求め方

  • D>0D>0 のとき

このとき、ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0 の解は x=b±b24ac2ax = \dfrac{-b\pm\sqrt{b^2-4ac}}{2a} となる。つまり、2つの解が存在する。

  • D=0D=0 のとき

このとき、ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0 の解は x=b2ax = \dfrac{-b}{2a} となる。つまり、重解が存在する。

  • D<0D<0 のとき

このとき、ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0 の解は実数解を持たず、複素数解が存在する。具体的な求め方はここでは省略するが、複素数 ii を用いることで求めることができる。

応用例

以下は、二次方程式が現れる応用例である。

  • 鉄道の線路の勾配を計算する際に、二次方程式が使用されることがある。
  • 物理学において、運動方程式やスプリングの振動などの現象を記述する式として、二次方程式がよく用いられる。
  • 日常生活での金利計算など、数学的なモデルとして二次方程式が用いられることがある。

リンク

quadratic equatio[EN]