PythonでWebサイトにアクセスする際には、Requestsというライブラリが便利です。Requestsを使うことで、HTTPリクエストを送信し、レスポンスを受け取ることができます。
以下では、Requestsの主な機能について説明します。
HTTPリクエストの送信
Requestsを用いてHTTPリクエストを送信するには、Requestsモジュールをインポートし、requests.get()などの関数を使います。
import requests response = requests.get('https://example.com')
このコードでは、requests.get()関数を用いてexample.comにGETリクエストを送信し、レスポンスをresponse変数に格納しています。
レスポンスの処理
Requestsを使って受け取ったレスポンスを処理するには、responseオブジェクトの属性やメソッドを使います。
import requests response = requests.get('https://example.com') print(response.status_code) # ステータスコードを表示 print(response.content) # レスポンスの内容を表示
このコードでは、responseオブジェクトのstatus_code属性を使ってステータスコードを表示しています。また、content属性を使ってレスポンスの内容を表示しています。
HTTPリクエストの送信にパラメータを含める
Requestsを使ってHTTPリクエストを送信する際に、パラメータを含めることができます。たとえば、以下のようにしてクエリパラメータを含めたGETリクエストを送信することができます。
import requests params = {'key1': 'value1', 'key2': 'value2'} response = requests.get('https://example.com', params=params)
このコードでは、paramsパラメータを使ってクエリパラメータを指定しています。
HTTPヘッダの追加
Requestsを使ってHTTPリクエストを送信する際に、HTTPヘッダを追加することができます。たとえば、以下のようにしてUser-Agentヘッダを追加することができます。
import requests headers = {'User-Agent': 'Mozilla/5.0'} response = requests.get('https://example.com', headers=headers)
このコードでは、headersパラメータを使ってUser-Agentヘッダを指定しています。
POSTリクエストの送信
Requestsを使ってPOSTリクエストを送信するには、requests.post()関数を使います。
import requests data = {'key1': 'value1', 'key2': 'value2'} response = requests.post('https://example.com', data=data)
このコードでは、dataパラメータを使ってPOSTデータを指定しています。
以上が、Requestsの主な機能についての説明です。requestsは、HTTPリクエストを送信するための多くのオプションを提供しており、詳細な設定や処理が可能です。詳細は、公式ドキュメントを参照してください。