Jupyterとは何か?
Jupyterは、オープンソースのWebアプリケーションで、コード、MarkdownやTeXなどのテキスト、さらにプロットされたグラフや画像を含む文書を作成することができます。Jupyterは、最初にIPythonプロジェクトとして開始されましたが、その後、他のプログラミング言語にも拡張されています。現在、Jupyterは、Python、R、Juliaなどのプログラミング言語に対応しています。また、データ分析や機械学習に適した機能や、多くの拡張機能を備えています。
Jupyterの使い方
Jupyterを使うと、Webブラウザ上でコードを書いたり、実行結果を表示したりすることができます。以下は、Pythonを使用する場合の例です。
- Jupyterをインストールする
まず、パッケージマネージャーを使用してJupyterをインストールする必要があります。次のコマンドを実行してください。
pip install jupyter
- Jupyterを起動する
Jupyterを起動するには、ターミナルで以下のコマンドを実行します。
jupyter notebook
- 新しいノートブックを作成する
Jupyterを起動すると、Webブラウザが開きます。画面の右上にある「New」をクリックし、「Python 3」を選択してください。すると、新しいノートブックが作成されます。
- コードを書く
新しいセルに以下のコードを入力してください。
print("Hello, world!")
- コードを実行する
セルの左側にある再生ボタンをクリックすると、コードが実行されます。実行結果がセルの下に表示されます。
- セルの種類を変更する
新しいセルを作成するには、画面上部にある「+」をクリックしてください。また、セルの種類を変更するには、画面上部の「Code」をクリックし、「Markdown」を選択することができます。Markdownセルには、テキストや画像を表示することができます。
- ノートブックを保存する
ノートブックを保存するには、画面上部にある「Save」をクリックしてください。また、ノートブックを閉じるには、画面上部にある「Close and Halt」をクリックしてください。
まとめ
Jupyterは、Webブラウザ上でコードを書いたり、実行結果を表示したりすることができます。Pythonをはじめとする多くの言語に対応しており、データ分析や機械学習に適した機能を備えています。Jupyterを使用することで、コードとテキストを組み合わせたドキュメントを作成することができます。