クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーにデータを保存することができるサービスのことです。従来の外付けハードディスクやUSBフラッシュメモリと比べ、以下のようなメリットがあります。
・常にインターネットに接続できる環境があれば、どこからでもアクセス可能
・データのバックアップを自動的に取ることができる
・容量の拡張が簡単にできる
・複数の人で同じデータを共有できる
代表的なクラウドストレージサービスには、Google Drive、Dropbox、OneDrive、iCloudなどがあります。これらのサービスは、基本的には無料で利用できますが、保存できるデータ容量には制限があるため、必要に応じて有料プランに加入する必要があります。
クラウドストレージは、データをインターネット上に保存するため、セキュリティ面での懸念が持たれることがあります。しかし、クラウドストレージサービスでは、データの暗号化や二段階認証などのセキュリティ対策を行っているため、一般的に外付けハードディスクやUSBフラッシュメモリよりも安全であるとされています。
最近では、機械学習やディープラーニングなどの人工知能技術を用いた画像認識や音声認識などの分野で、クラウド上に大量のデータを保存することが必要な場合が増えてきています。そのような場合には、専用のクラウドストレージサービスや、クラウド上で動作するデータベースなどが利用されています。
クラウドストレージは、インターネット上にデータを保存することができるため、常にアクセス可能で容量も拡張しやすく、安全性が高いことから、今後ますます利用が広まることが予想されます。